夜は短し歩けよ乙女

最近、また文庫を沢山読むようになった。理由は簡単。お金がないからである。

文庫は一冊約５００円。お財布への信頼に一抹の不安がある私には嬉しい限りである。

さて、最近読んだ文庫で、とっても気に入ったものがあるので紹介しようとおもう。

それが「夜は短し歩けよ乙女」である。著者は森見登美彦、初版はハードカバーで２００３年である。

この所、本屋でプッシュされていたので手を伸ばしてみた。解説をはちみつとクローバーや、３月のライオンを描いている羽海野チカさんが書いている事も要因の一つである。



あらすじは、とても可愛らしい主人公の後輩、「彼女」へ、恋心を抱く主人公である先輩は色々な作戦を展開するのだが、なぜかいつもうまくいかない。そんな二人とまわりの人物を実に爽快に独特な言い回しで描いて行く、といった物である。



しかし、百聞は一見にしかず、とはよく言ったもので、この良さは読んでみなければそう伝えられるものではない。

と、いうことで、皆読もう！

読んで、私と一緒に森見さんの良さを語り合おうではないか！

特に江戸川乱歩や、横溝正史の文の書き方が好きな人はお勧めだ。



結末はハッピーエンドだ！皆、赤面すること請け合いだ！